オンライン週刊フジ

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年末調整のポイント

年末調整の時期が近づいてきました。 なお、扶養控除等申告書などへの押印は不要となりました。 ◎年末調整の対象者…… 原則として「扶養控除等申告書」を提出している方ですが、 給与総額が2千万円を超える方などは対象外です。 ◎年末調整の対象となる給与…… 1~12月までに支払うこ...
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年末にふるさと納税を行う場合の留意点等

年末にかけて、ふるさと納税を行う方が多くなりますが、以下のような留意点があります。 ◆支払期限やワンストップ特例申請期限に注意 ふるさと納税は、控除上限額(年収や家族構成等で異なる)の範囲内で 自治体に寄附を行った場合に、2千円を超える部分について、 所得税と住民税から全額が控除...
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来年から適用の「短期退職手当等」の取扱い

今年度税制改正により、 役員等以外の者としての勤続年数が5年以下である方に対する退職手当等を 「短期退職手当等」として、退職所得金額の計算方法が改正されます (令和4年分以後の所得税に適用)。 ◆短期退職手当等の退職所得金額の計算方法 会社から退職手当等の支払いを受けた場合、 ...
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来年から適用となる「電子取引」の取扱い

国税関係帳簿書類について一定要件の下で電子データによる保存を可能とすることや、 電子的に授受した取引情報の保存義務等を定めた「電子帳簿保存法」が改正され、 来年1月から適用となりますが、 このうち請求書や領収書等をメールで受け取る場合など 取引情報の授受を電磁的方式により行う「電子取引」...
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相続税における「連帯納付義務」

◆財産を取得した相続人全員で連帯して納付 相続税は、被相続人から相続や遺贈などにより取得した財産の価額の合計額が 基礎控除額(3千万円+600万円×法定相続人数)を超える場合、 相続税の課税対象となり申告が必要となります。 また、相続税額は、基礎控除額を差し引いた課税遺産総額を 法...
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10月から実施される主な制度等(税制以外)

◎地域別最低賃金の改定…… 令和3年度の地域別最低賃金は、 すべての地域で28円以上(28~32円)の引上げとなり、 改定額の全国加重平均額は930円となります。 各都道府県における発効日(10月1日~8日)から雇用形態等に関係なく原則、 すべての労働者に適用されますので、...
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本年10月から始まる主な税制関連

◎インボイス発行事業者の登録申請開始…… 令和5年10月から、 消費税の仕入税額控除の方式として 「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」が導入され、 適格請求書発行事業者が交付した適格請求書等の保存が 仕入税額控除の要件となります。 この適格請求書発行事業者の登録...
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来年4月から施行される成年年齢引下げ

民法改正(成年年齢関係)により、 成年年齢が約140年ぶりに見直され、 令和4年4月1日から18歳となります。 また、女性が結婚できる年齢を18歳に引上げて、 男女の婚姻開始年齢を統一します。 ◆飲酒や喫煙等は20歳を維持 成年年齢の引下げにより、 令和4年4月1日時点...
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役員給与を改定する場合の取扱い

役員に対する給与を損金算入するためには、 定期同額給与(支給時期が一定期間毎で、事業年度中の支給額が同額)や、 事前確定届出給与 (所定の時期に確定額を支給する旨の定めに基づいて支給する給与で届出が必要) などに該当する必要があります。 ◆定期同額給与を年度中途に改定する場合 ...
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承継円滑化法の「所在不明株主に関する特例」

経営承継円滑化法の改正により、 所在不明株主からの株式買取り等に要する期間を短縮する特例が創設されました (本年8月2日施行)。 ◆経営承継円滑化法における支援措置 経営承継円滑化法は、 中小企業の事業承継円滑化に向けた総合的支援策の基礎となる法律で、 以下の3つの措置が設け...

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