投稿日: 2019年6月4日
カテゴリー: オンライン週刊フジ

平成30年分の確定申告状況(所得税、贈与税)

平成30年分の確定申告状況(所得税、贈与税)

平成30年分の確定申告状況が公表されました。

◆所得税の確定申告状況

◎所得税の確定申告書の提出状況……

所得税の確定申告書を提出した方は2221万8千人で、

そのうち1305万6千人が還付申告でした。

一方、申告納税額があった方は638万4千人で、

その所得金額は42兆1274億円、

申告納税額は3兆2826億円と4年連続で増加しています。

◎e-Taxの利用状況……

自宅等からe-Taxで申告書を提出した方は

542万5千人で、

そのうち国税庁HPの確定申告書等作成コーナーを利用した方は前年比102%増の124万人となりました。

なお、スマホ申告の利用は36万6千人です。

◎各種控除の適用状況……

医療費控除は759万5千人が適用し、

そのうちセルフメディケーション税制(医療費控除の特例)は2万6千人でした。

また、災害などで資産に損害を受けて雑損控除を適用した方は前年比93%増の4万4千人となっています。

◆贈与税の申告状況

◎贈与税の申告書の提出状況……

贈与税の申告書を提出した49万4千人のうち、

暦年課税(基礎控除110万円)を適用したのは45万1千人、

相続時精算課税は4万2千人でした。

◎暦年課税の申告状況……

暦年課税を適用し、

申告納税額があったのは35万7千人で、

1人当たりの申告納税額は前年比47%増の70万円となりました。

◎住宅取得等資金の非課税措置の申告状況……

直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税措置を適用した方は5万8千人で、

4467億円が非課税の適用を受けました。


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